今回の街角ウオッチングは、コロナ禍における近場ということで「藤寺」です。
山陰地方のゴールデンウィーク期間中の、景勝地の一つです。
藤寺の正式名称は、「仏通山住雲寺」です。
所在地は、鳥取県西伯郡大山町にあります。
藤棚がある境内からは、国立公園大山が見えると思いましたが、見えませんでした。
遠くに、日本海の様子は確認できました。
この地にゆかりの後醍醐天皇や名和長年などが活躍した南北朝時代の建武元年(1334年)に建立されました。
今から約670年前のものです。
境内には藤の大木が全部で4本あります。
樹齢40数年とその歴史は比較的浅いものです。
しかし、花の房が六尺(1.8m)まで垂れ下がる「六尺藤」という種類にあたるものです。
これは日本各地で数カ所しか存在しない貴重なものです。
そんなことから、この場所が藤の名所として全国的にも知られるようになりました。
ゴールデンウィーク期間中には、毎年恒例の「藤まつり」を開催しています。
春の陽気に包まれるこの時期、境内に立つ藤の花が一番の見頃を迎えます。
藤棚から垂れ下がる淡い紫の花々の下、多くの見物客が訪れ、美しいお花見を楽しめます。
これで「藤寺」の紹介を終わります。
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