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街角ウォッチング~足立美術館

こんにちは
バーチャルビデオ24の時間です。
今回も、かぜさんと共にお届けします。
かぜさん、宜しくお願いします。
こちらこそ、宜しくお願いします。
今回は、街角ウオッチングの紹介です。
さくらさん、どこにいらっしゃいますか?
はい。
島根県安来市の足立美術館に来ています。
足立美術館は、アメリカの日本庭園専門誌 「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が、
全国、900か所以上の名所旧跡を対象に実施している、
日本庭園ランキングにおいて、2003年から連続して日本一に選ばれています。
安来市は、古くから鉄を作る技術、たたら製鉄で繁栄した街です。
所在地は、山陰の商都「米子市」と、
島根県の県庁所在地である、「松江市」に挟まれた場所にあります。
足立美術館は、JR安来駅から車で約20分の場所にあります。
駅から無料送迎バスが出ていますので、公共交通機関の利用をお勧めします。

2020年、2月18日に、久しぶりに山陰地方に雪がふりました。
山陰地方では、雪は珍しくありませんが、近年、積雪が少なくなっています。
そこで、雪の足立美術館をカメラに収めようと、翌日出かけました。
足立美術館の庭園は、8つの見どころがあります。
まず、庭園の入口にある、「歓迎の庭」です。
お客さまを、最初にお迎えする庭園です。
美しい自然の風景が、四季折々に楽しめます。
入口の前にあるので、館内に入ることなく楽しめます。
正面玄関から入場し、しばらく進むと、一つのモニュメントが目に留まります。
これが創設者、「足立全康」の像です。
ここが2番目の見どころ、「苔庭」です。
杉苔を主体とした京風の雅な庭園です。
ゆるやかな曲線の苔の緑と、白砂の白との対比がとてもきれいです。
3番目の見どころは、「枯山水庭」です。
室内からの眺望となります。
自然との調和が美しく、ここの中心的な庭です。
中央の立石は険しい山、流れる滝水が大河、雄大な山水の趣が楽しめます。

4番目の見どころが、「生の額絵」です。
窓枠がそのまま、額縁になっています。
木や石が絶妙に配置され、芝の美しさも重なって、絵を見ているような錯覚をします。
5番目の見どころは、「亀鶴の滝」です。
高さ15メートルの滝です。
滝口から勢いよく流れる水が、庭園に動きと緊張感を与えます。
6番目の見どころは、「池庭」です。
周囲との調和を考え、新しい感性で作られた庭園です。
優雅に泳ぐ鯉の群れと、水の音が、見る人の心にやすらぎを与えてくれます。
7番目の見どころは、「生の掛軸」です。
床の間の壁をくりぬいて、あたかも一幅の山水画が掛っているように楽しめる、
足立美術館の名物のひとつです。
8番目の見どころは、「白砂青松庭」です。
横山大観の名作、「白沙青松」をイメージした庭園です。
白砂の丘陵には、右に黒松、左に赤松を配置し、対照的な調和を生み出しています。

足立美術館は、世界一の庭園の他に、たくさんの美術品を貯蔵しています。
貯蔵品の代表格が、「横山大観」です。
足立美術館、イコール、大観と呼ばれるいわれです。
大観が描いた、120点余りの絵画が、四季の年4回に分けて展示されます。
その他、竹内栖鳳、榊原紫峰、橋本関雪 といった
日本を代表する画家達の作品も多く展示されています。
また、絵画だけでなく、陶芸、木彫、漆芸等の美術品の展示も楽しめます。
是非、一度、世界が認めた日本一の庭園を持つ、足立美術館にお越し下さい。
以上、島根県安来市の足立美術館の紹介でした。
さくらさん、ありがとうございました。
とくさんは、世界が認めた日本一の庭園が、東京都や京都府の大都市ではなく、
山陰の地方都市にあったのは、ご存じでしたか?
はい。知っていました。
米子市に自宅があり、車で30分くらいのところに、足立美術館があります。
四季折々の風景が楽しめて、2年間で6,000円というフリーパス会員にもなっています。
そうなんですね。
私も、時間が空いた時に、行ってみたいと思います。
では、次回は、東京方面の紹介を行います。
ご覧頂き、ありがとうございました。
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さようなら。

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