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ふるさとシリーズ~鳥取砂丘~

今回の「ふるさとシリーズ」は、鳥取砂丘です。
鳥取砂丘は、鳥取県鳥取市の日本海海岸に広がる海岸砂丘です。
前回紹介した、浦富海岸と同様にユネスコ世界遺産、山陰海岸ジオパークに含まれています。
南北2.4km、東西16kmに広がっています。
観光可能な砂丘としては日本で最大です。
1955年に国の天然記念物に、2007年に日本の地質百選となりました。
山岳仏教で有名な伯耆大山と並んで鳥取県のシンボルの一つになっています。

鳥取砂丘は長い年月をかけ、次の工程が繰り返されてできました。
中国山地の花崗岩等が風化して砂になります。
雨が降り砂が土砂となって、鳥取市を流れる千代川へ運ばれます。
川に流され、日本海へ出て波で海岸へ押し戻されます。
日本海から吹く強い風で砂が内陸へ飛び形成されます。

鳥取砂丘の最大高低差は90mにもなります。
すり鉢に似た形で大きく窪んだ「大すりばち」は40mの高さとなっています。
斜面には、流れるように砂が崩れ落ちた砂簾や風紋の模様が見られます。
最深部には「オアシス」と呼ばれる地下水が湧出している場所があります。
壮大な自然絵巻が観光客を魅了させます。

撮影した4月21日は、新型コロナの影響で人影がありませんでした。
鳥取砂丘の入り口には、レストハウスや土産物店が並んでいるほか、「砂の美術館」があります。
残念ながら、ここも入館が出来ない状況でした。
「鳥取砂丘ビジターセンター」では砂丘に関する情報を展示し解説してあります。
砂丘に入る前に立ち寄っても良いでしょう。

これで鳥取砂丘の紹介を終わります。
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