毎週月曜日に新しい情報を更新しています
チャンネル登録

街角ウォッチング ~JR米子駅舎~

今回の街角ウォッチングは「JR米子駅舎」です。

57年間、山陰の玄関口として活躍した、JR米子駅舎が取り壊されます。
今回は、その「JR米子駅舎」を紹介します。
2020年9月4日です。
今日でJR米子駅舎の営業が終了します。
新しい駅舎は、2023年にオープンします。
新しい駅舎は、南北への出入りが可能となります。

米子駅は、旧国鉄の基幹駅であり、車両基地が広がっている関係で、南北の行き来に支障がありました。
この問題は解消されますが、北側の開発に関して、都市計画が決まっていないことに若干の不安を感じています。

旧駅舎には、色々な歴史があります。
一番大きなものは、何と言っても1987年のJR民営化だと思います。
旧国鉄が解体されて民営化しました。
国鉄時代は、米子駅舎は米子鉄道管理局として、山陰線、伯備線、境線の拠点となっていました。
昔は、米鉄(べいてつ)といって、多くの市民に慕われていました。
思い出として、東京と山陰を結んでいた、ブルートレインである「寝台特急出雲号」があります。
島根県の浜田駅~東京駅と出雲市駅~東京駅を、山陰線京都駅経由で結んでいました。

整備新幹線計画により、ブルートレインは姿を消しました。
現在は、日本で唯一の寝台列車である、「サンライズ出雲号」が出雲市駅~東京駅まで運行されています。
但し、運航路線は、伯備線経由となりました。
1982年に伯備線と伯耆大山駅~出雲市駅間が電化されました。
それに伴い、「特急やくも号」も電化され、米子駅~岡山駅を約2時間で結んでいます。

このように、JR米子駅舎は、山陰の玄関口としての役割を担っています。
山陰の商都と言われるゆえんも、JR米子駅舎の働きがあってのことです。
2023年にリニューアルオープンとなります。
完成して、多くの観光客が訪れることを期待しています。
これで「JR米子駅舎」の紹介を終わります。
チャンネル登録をお願いします。
テキストを挿入

タイトルとURLをコピーしました