今回のふるさとシリーズは、国立公園大山です。
国立公園の正式名称は、大山隠岐国立公園です。
鳥取県の大山と島根県の隠岐の島地域で指定されています。
ふるさとシリーズは、鳥取県の東部から始まり、中部に、そしていよいよ、今回から西部となります。
その最初が大山です。
中部から、西部に向けて、山陰自動車道(無料区間)を走っていると、左手に霊峰大山の雄姿を見ることができます。
鳥取県東部のランドマークが鳥取砂丘なら西部はこの大山です。
東部の紹介で、鳥取砂丘と浦富海岸は、山陰ジオパークとして紹介しました。
その他に、これらも山陰海岸国立公園として指定されています。
西部なら、何処からでもこの大山を確認することが出来ます。
米子市の有名な温泉地である皆生温泉の海岸線と大山の風景です。
大山は、前々回に紹介した三徳山と同じ、山岳信仰の山です。
昔は、多くの僧侶が修行した山です。
標高1729m、中国地方で最高峰の山です。
成層火山ですが、活火山としては扱われていません。
山頂付近に見られるダイセンキャラボクの純林は、国の特別天然記念物に指定されています。
このダイセンキャラボクは、鳥取県の木となっています。
春は新緑、夏は登山、秋は紅葉、冬はスキーと四季折々で、多くの人を楽しませてくれます。
日本海側から見る大山は、日本一の山、富士山と似ていることから、伯耆富士とも呼ばれています。
中腹には、山岳信仰に帰依する修験道の修行道場として栄えた、大山寺があります。
平安時代以降、山岳信仰の仏教化が進むにつれて寺院が増えました。
最盛期には100を超える寺院と、3000人以上の僧兵をかかえるほどとなりました。
一大勢力として、比叡山、吉野山、高野山に劣らないほどの隆盛を極めていたと聞きます。
現在、鳥取県がPRしている星取県。
ここから見る星空はとても奇麗です。
是非一度、お立ち寄り下さい。
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